フィリップ証券のAPI連携機能と最新トレードサービスの可能性

フィリップ証券といえば、MT5が使える国内数少ない証券会社の一つですが、それだけではありません。今回、新たにAPI連携機能について知り、フィリップ証券のサービスの先進性と可能性を強く感じました。

特に、「メールdeオーダー with TradingView」「クオレア(AI)」との連携が可能である点は、これからのトレード環境を大きく変える可能性があります。

今回は、APIとは何か、そしてフィリップ証券が提供する最新サービスの魅力について解説していきます。


ヴェストラ

APIとは?

目次

APIとは?なぜトレードに重要なのか?

フィリップ証券のサイトにログインをして、画面を眺めていると上部のバナーに気になるものを発見しました。

右の方に、API機能とあります。

さらに調べてみると、色々わかってきました。

ヴェストラ

これは、凄いことになりそう!

API機能で外部のサービス・ソフトウェアを連携する機能です。

本機能は、ある面自社サービスを超える機能を提供するものなので、ほとんどの証券会社は積極的には進めていない側面でもあります。

でも、フィリップ証券は違いました。これをやるんです、すすめているんです。

これこそ、ファイナンシャル・ジャーニーの実現する扉になるかもしれません。
API機能を深堀ります!

ヴェストラ

ドリル・ベイビー・ドリル!


APIについて、深堀り

API(Application Programming Interface)とは、異なるソフトウェア同士がデータをやり取りし、機能を統合するための仕組みです。

APIには以下のような特徴があります:

✅ インターフェースの提供:異なるシステムやアプリケーションが相互に通信するための統一された方法を提供する。
✅ 自動化と拡張性:手作業なしにデータの取得や処理を自動化し、より効率的な運用が可能。
✅ セキュアなデータ交換:APIは適切な認証とセキュリティ対策を備えているため、安全な情報のやり取りが可能。

例えば、普段使っている天気予報アプリも、気象データのAPIを利用して情報を取得しています。APIがあることで、アプリはリアルタイムのデータを取得し、最新の情報を提供することができます。

APIの種類

APIにはいくつかの種類があり、それぞれ用途が異なります。

  1. REST API(Representational State Transfer):最も一般的で、シンプルなHTTP通信を使ったAPI。Webサービスやクラウドアプリケーションで多く利用される。
  2. SOAP API(Simple Object Access Protocol):セキュリティ要件が高い場合に使用される、XMLベースのプロトコル。
  3. WebSocket API:リアルタイムのデータ通信が必要な場合に使用され、取引所やチャットアプリなどで活用される。
  4. GraphQL API:フレキシブルなデータ取得が可能なAPIで、フロントエンドとバックエンドの通信を最適化する。
ヴェストラ

まあ、難しい。。。


API機能でできること

金融の世界では、APIを活用することで、

自動売買の実行
取引データのリアルタイム取得
注文の高速化 

といったことが可能になります。

従来のトレードでは、

証券会社の取引画面にログインし、手動で注文を出す
MT4/MT5を利用してEA(自動売買プログラム)を運用する

といった手法が主流でした。

ヴェストラ

ある程度、人間の手が必要ですよね

しかし、API機能を活用すると、

トレーディングビュー(TradingView)などの外部ツールと連携し、より高度なチャート分析を活用できる
クオレアのAIが市場を分析し、API経由で自動注文が可能になる

といった新しい取引手法にチャレンジできます。

このように、APIは従来のトレード環境を大きく進化させる技術なのです。


ヴェストラ

あとは、どう運用するかが肝ですね

フィリップ証券のAPI対応サービスとは?

フィリップ証券は、APIを活用した次世代型のトレードサービスを提供しています。

対応しているサービスは「メールdeオーダー with TradingView」「クオレア(AI)」です。

① メールdeオーダー with TradingView

「メールdeオーダー」は、TradingViewのアラート機能を活用し、メール経由で注文を出せるサービスです。

🔹 主な特徴

  • TradingViewのアラート機能を利用し、自分の設定した条件に応じて自動でメールを送信
  • フィリップ証券の取引システムが、受信したメールをAPI経由で処理し、自動的に注文を実行
  • プログラムを組まなくても、簡単に自動売買が可能になる

例えば、「移動平均線がクロスしたら買い」といったルールを設定しておけば、その条件を満たした時に自動でエントリーできます。

これにより、裁量トレードと自動売買のハイブリッド運用が実現し、より柔軟なトレード戦略が可能になります。

ヴェストラ

② クオレア(AI)との連携

クオレア(QUOREA)は、AIを活用した次世代の自動売買プラットフォームです。

🔹 クオレアのメリット

  • AIが相場の状況をリアルタイムで分析し、自動で売買
  • プログラミング不要で、初心者でも簡単にアルゴリズムトレードが可能
  • 独自のバックテスト機能で、戦略の精度を事前にチェックできる

クオレアとフィリップ証券をAPI経由で連携することで、

  • MT5だけでなく、AIを活用した自動売買の選択肢が増える
  • 多くの戦略を組み合わせ、より高度な運用が可能になる

このように、フィリップ証券は最先端のテクノロジーと連携し、トレード環境を強化している証券会社であることが分かります。


ヴェストラ

もっと宣伝すればいいのに

MT5だけではない!フィリップ証券の先進性と可能性

多くの人は、フィリップ証券を「MT5が使える証券会社」として認識していますが、今回のAPI連携サービスを知ることで、そのイメージが大きく変わりました。

フィリップ証券の魅力まとめ

国内で数少ないMT5対応の証券会社
TradingViewと連携したスマートトレード環境の提供
AI(クオレア)を活用した自動売買が可能
APIを活用し、自由度の高いトレードが実現

特に、API対応により、従来の取引スタイルから大きく進化した環境でトレードができることは、フィリップ証券ならではの強みです。

今後も、このAPIを活用したサービスがどのように進化していくのか、非常に楽しみです。


まとめ:API連携を活用して、フィリップ証券で次世代のトレードを始めよう!

出典:フィリップ証券

APIを活用したトレード環境が整うことで、よりスピーディーで柔軟な取引が可能になり、個々のトレードスタイルに合わせた運用が実現できます

特に、

  • TradingViewのアラートを活用して自動売買
  • AIを活用した自動売買(クオレア)
  • 従来の裁量トレードとの組み合わせ

これらの要素を組み合わせることで、これまで以上に戦略的なトレードが可能になるでしょう。

フィリップ証券は、MT5対応だけでなく、APIを活用した最先端のトレード環境を提供する証券会社として、今後も大きな可能性を秘めています。

今後、このAPI連携を実際に使いながら、その使い勝手や有効性についてもレポートしていきたいと思います。

フィリップ証券については、下記をご参照ください。

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