MT5を使える証券会社の比較とフィリップ証券を選ぶ理由

目次

1. MT5が注目される理由

MT4(MetaTrader 4)は長年FXトレーダーの間で支持されてきた取引プラットフォームですが、
近年では後継バージョンのMT5(MetaTrader 5)が注目を集めています。

その理由は主に以下の3つです。

64ビット対応:動作が軽く、最新のPC環境に最適化されている
より多くの時間足:カスタマイズ性が向上し、分析の幅が広がる
マーケットの拡張:FXだけでなく、株式・先物・暗号資産など多様な資産に対応

これまでMT4を使っていたトレーダーの多くが「そろそろMT5へ移行しようか?」と考え始めています。

特に、MT4は32ビットで基本設計が古いため、ハイスペックPCを活用するならMT5の方が快適に取引できるのは大きなメリットです。

しかし、国内の証券会社ではオリジナルの取引ツールが主流であり、MT4ですら証券会社が限られています。

MT5を利用できる会社ほとんどないのが現状です。


2. 国内FX会社数とMT5対応状況

現在、日本国内には50社以上のFX会社が存在しますが、MT5に対応しているのはごく一部の証券会社です。

ヴェストラ

この取り扱いの少なさが普及が進まない点でもあります

📊 国内FX市場におけるMT5対応状況

項目合計MT4対応MT5対応
国内FX業者数約50社10社4社

このように、MT4を提供している証券会社も多いわけではなく、ほとんどがオリジナルツールによる取引をしています。

MT5に対応しているのは一部の証券会社のみです。(4社確認)

国内でMT5対応の証券会社を検討する理由

また、国内FX業者を選ぶことには重要な理由があります。
それは税制の違いです。

国内FX業者の場合

  • 分離課税(税率20.315%)
  • 損益通算・損失繰越が可能
  • 確定申告の手続きがシンプル

海外FX業者の場合

  • 雑所得扱い(総合課税)
  • 累進課税で最大55%の税率がかかる可能性あり
  • 損失の繰越ができない

このように、国内業者で取引することで、税制上のメリットを最大限活かすことができます。

ヴェストラ

確定申告考えると国内会社がベターです


3. MT4とMT5の違い – どちらを選ぶべきか?

MT4はFXするなら最強です

MT4は依然として多くのトレーダーに支持されています。

その理由は、インジケーターやEA(自動売買プログラム)の種類が圧倒的に多いことです。

ヴェストラ

選択肢が多く、素晴らしいEAやインジケーターがあります

ただし、その反面、選択肢が多すぎて何を選べばいいかわからないというデメリットもあります。

ヴェストラ

僕は、これで悩んで今回MT5に切り替えようと決断しました

MT5ならCFD取引も標準対応

MT4はFX(外国為替証拠金取引)に特化しており、CFD(差金決済取引)には標準では対応していません。

一部の証券会社ではカスタマイズされたMT4プラットフォームを提供し、CFD取引を可能にしています。

ヴェストラ

あくまで例外です

基本的にCFDを取引する場合はMT5をえらびましょう!

一方、MT5はまだ対応している証券会社が少ないですが、以下のような強みがあります。

バックテストの高速化:EAの最適化がよりスムーズに行える
取引スピードの向上:NDD方式の証券会社では特に有利
マルチアセット対応:FX以外にもCFD、株式、先物取引をMT5だけで取引可能

つまり、「とにかくカスタマイズしたいならMT4」、「FX以外の金融商品も取引したいならMT5」という選び方ができます。

今の私の希望は以下の通りです。

🙆‍♀️FX以外も取引したい
🙆‍♀️混乱しているMT4の取引環境をリセットしたい
🙆‍♀️MT5で試してみたいEAがある

投資経験ある人なら、僕と同じ状況の方も多いと思います。

ヴェストラ

取引ツールはMT5にします


4. MT5を使える国内証券会社の比較

現在、MT5を利用できる国内の証券会社は限られています。
その証券会社を比較してみましょう。

証券会社取引手数料スプレッドレバレッジ最低取引単位取扱通貨ペア数
フィリップ証券無料非公開最大25倍1,000通貨非公開
OANDA Japan無料0.3銭(USD/JPY)~最大25倍1,000通貨71ペア
外為ファイネスト無料0.5銭(USD/JPY)~最大25倍1,000通貨30ペア
アヴァトレード・ジャパン無料0.7銭(USD/JPY)~最大25倍1,000通貨55ペア

(注:スプレッドは変動制のため、時間帯や市場状況により変動します。)

上記の表からわかるように、各社ともに取引手数料は無料であり、レバレッジは最大25倍、最低取引単位は1,000通貨と、基本的な条件に大きな差はありません。

スプレッドや取扱通貨ペア数に若干の違いは見られますが、総合的に見ると大きな差異はないと言えるでしょう。

したがって、MT5を利用する際の証券会社の選択においては、各社の提供するサービスやサポート体制、取引ツールの使いやすさなど、個々のニーズに合わせて選ぶことが重要です。

ヴェストラ

この比較だと決め手はないですね


5. なぜ今MT5を検討すべきか?

5. なぜ今MT5を検討すべきか?

ここまで、MT5の特徴と対応する国内証券会社を紹介しました。

では、なぜ今MT5を積極的に検討すべきなのでしょうか?

✅ MT5は実はコケている!?

  • MT4が成功しすぎたため、多くのトレーダーがMT4を使い続けている
  • その結果、MT5への移行が進まず、対応証券会社も限定的

✅ しかし、MT5の発展性は高い

  • CFDや株式・先物など幅広い資産クラスに対応
  • 取引環境の向上や拡張性の面で、MT5の方が将来性がある

✅ PCのスペック向上と64ビット対応

  • MT4は32ビットのため、大量のデータ処理に不向き
  • MT5は64ビットでマルチスレッド処理が可能

✅ 取引できる金融商品が多い

  • MT5ではFXに加え、CFD・株式・先物取引も可能
  • 一つのプラットフォームで複数の資産を管理できる

✅ 今後の市場トレンドに適応しやすい

  • MT4はすでにサポート終了が懸念されており、メタクオーツ社はMT5への移行を推奨
  • 新たな取引技術の導入が早く、アップデートが継続的に提供される

✅ 長期的に安定した取引環境を求めるならMT5

  • 既存の取引環境に慣れ親しんでいる人も、今後を見据えて移行を検討する価値がある

📌 結論:MT4の成功によってMT5は出だしでつまずいたが、CFD対応や発展性を考えると、今後の取引環境としてはMT5を選ぶのが賢明。特にFX以外の資産を扱いたいトレーダーには最適。

ヴェストラ

これからスタートするならMT5検討がベターだね

6. まとめ – 僕がフィリップ証券をえらんだ理由

今回の証券口座を選ぶうえで、MT5をベースに考えることにしました。

主な理由は以下の通りです。

MT5は64ビット対応で動作が軽く、新しい機能が豊富
国内でMT5を利用できる証券会社は限られている
CFD・株式・先物取引を一つのプラットフォームで管理できる
国内FX会社を選ぶことで税制上のメリットがある

この時点で、証券会社は4社に絞られました。

ヴェストラ

僕はフィリップ証券を選びました。

一番の理由は下記のラジオ番組の記事より。

4社とも、それぞれ特徴・強みはあると思いますが、僕はフィリップ証券のアプローチに共感をしました。

証券口座の選択は終わりではなく、はじまりです。

ヴェストラ

一歩ふみだしてみませんか?

まずはフィリップ証券のMT5口座を開設し、最新の取引環境を体験してみましょう!

\ 証券口座開設についての詳細は下記の記事より /

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