金の未来と地方IRの最前線を探る|ファイナンシャル・ジャーニー要約(2025/05/29)

今回は、金(ゴールド)の相場分析と、名古屋証券取引所の取り組みに注目!

マーケットの“今”を多角的に伝えるこの番組。5月29日放送回では、金価格の背景と、個人投資家フレンドリーな地方取引所「名証」のIR戦略が大きなテーマとなりました。

今週も投資のヒントが詰まった15分を振り返ります。

番組概要
• 番組名:ファイナンシャル・ジャーニー
• 放送日時:2025年5月29日(木)8:30~8:49
• 放送局:ラジオNIKKEI第1
• 提供:フィリップ証券
• 出演者:
 工藤 正剛さん(フィリップ証券 オンライン事業本部 マルチプロダクツ部長)
 岡本真由子さん(名古屋証券取引所 総務グループ課長)

目次

今回の放送テーマ:「“金”と“名証”から見る投資の現在地」

金はなぜ今、注目されているのか?

「今もっともパフォーマンスが良かった金融商品は、金(ゴールド)なんです」

スタジオに登場した工藤 正剛さんのこの一言から、今回のテーマが始まりました。

実は、かつて金は“パフォーマンスが悪い商品”とされていた時代もあったといいます。

「1980年代後半から2000年代前半までは、“暗黒時代”でしたよ」と工藤さん。しかしそれが、今ではマーケットの主役のひとつに。

金の3つの顔とは?

「まずは“原材料”としての側面ですね。需要と供給が支配する領域。宝飾品や電子部品が売れなくなれば、当然価格は下がります。今の原油と同じように。」

そして2つ目は、皆がよく知る“投資商品”としての金。

「金は利息を生みません。でも戦争、金融危機、コロナなど、“不安”がある時に買われる資産なんです。」

さらに3つ目は、中央銀行の“外貨準備資産”としての金。

「最近は先進国が売らなくなった一方で、中国やロシアが積極的に金を買っています。」

金相場、今後の行方は?

現在、金価格は3300ドル前後。これは、今年4月に記録した3500ドル近辺の高値からやや調整している状況です。

「今年1月には2600ドル台だったので、半年で700ドルも上がってますよ」

と工藤さん。たった数ヶ月で20%以上の上昇、しかも一日で50ドル以上動く日もあるという“超高ボラティリティ”な相場です。

📉 注目は“3000ドル”のライン

「もしここを割り込むと、チャート上は“ヘッドアンドショルダー”が完成し、上昇トレンドが一旦終了する可能性もあります」と警鐘。

つまり、金のブル相場が続くのか、それとも調整局面に入るのか、今が大きな転換点というわけです。

ヴェストラ

ポートフォリオの一部はゴールドって常識になりつつあります

名古屋証券取引所から学ぶ「IRの本質」──地方発、投資家と企業の懸け橋へ

番組後半では、名古屋証券取引所(通称:名証)の総務グループ課長・岡本真由子さんが電話出演。

地方取引所の枠を超えた、名証のユニークな取り組みが明かされました。


📊 基本データと現状(2025年5月時点)

  • 上場企業数:300社
  • うち単独上場(名証のみ):56社
  • 2024年度の新規上場数:28社(うち2社は中部圏外の単独上場)
  • IRイベント参加企業(昨年):116社
  • IRエキスポ来場者数(昨年):8,400名
  • 次回IRエキスポ:2025年9月5日(金)・6日(土) 吹上ホール(名古屋市)

💡 名証の強みは“IR支援力”にあり

岡本さんいわく、

「名証は、取引の約8割が個人投資家によるものなんです」

さらに注目は、IR(投資家向け広報)活動への本気度。

「IRという言葉がまだ浸透していなかった1990年代から、名証は上場企業と個人投資家をつなぐIRサポートに取り組んできました」

「他の取引所に先駆けて、1990年代からIR支援に取り組んできました。“IRといえば名証”と言われることもあるんです」

  • IRエキスポは1994年から継続開催。上場企業が出展し、投資家は自由にブースを訪問、企業担当者と直接話ができます。
  • 会場では著名人の講演会やマネーセミナーも実施。情報の深さと幅が魅力です。

🌍 「中部の取引所」というイメージは、もはや過去

番組ではこんなやり取りも。

浜田さん:「名証って中部地域の企業しか上場できないと思っている方、多いですよね?」

岡本さん:「それは誤解なんです。むしろ最近は東京プロマーケットから名証に単独上場する企業が増えています」

さらに、

  • 東証との重複上場も増加中
  • 名証のIR支援に魅力を感じて上場を選ぶ企業も多い

名証は今、全国から選ばれる取引所へと進化しています。


成長の“ステップアップ市場”としての側面も

「2004〜2023年に名証に単独上場した企業のうち、33%が東証にステップアップしています」

この数字は、東証新興市場からの昇格実績を上回るもの。

特にネクスト市場は「着実に成長を目指す企業向け」として機能しています。


ヴェストラ

名古屋住みでも知らない事実。。。

🧭 投資家へのヒント|名証をどう活用するか?

  • IRイベントに積極参加を  ネット検索だけでは得られない“経営者の声”に直接触れられるのは貴重。
  • 単独上場企業に注目を  中小型株が多く、知名度は低くとも、配当や優待に積極的な企業も多数。
  • 「名証=地方」という先入観を捨てる  今の名証は“全国区IR市場”。

成長企業を先回りで発掘できる場ともいえます。


「企業の“顔”を見て投資する──名証は、投資家にその機会を与えてくれる場所です」

IRに強い名証を活用することは、単なる情報収集ではなく、投資家自身が“企業を見る目”を養うトレーニングにもつながります。

日本最大級IRイベント「名証IRエキスポ」

1994年から続く名証IRエキスポは、今や日本最大級のIRイベント。

昨年は116社が出展、来場者は8,400人にのぼりました。

個人投資家と企業の距離を縮める絶好の機会です。

「今年は9月5日・6日、名古屋・吹上ホールで開催します!」


ヴェストラ

名証IR EXPOの様子は、下記の記事をご覧ください!

番組内で紹介されたサービス:フィリップ証券MT5キャンペーン

放送内では、フィリップ証券の最新キャンペーンも紹介されました。

  • 「Phillip MT5口座」新規開設+取引で、FX自動売買の第一人者・佐川直宏氏監修のEA(自動売買ツール)をプレゼント!
  • CFDもFXも一元対応、使いやすさと多機能性を兼ね備えたプラットフォームです。

フィリップ証券が気になる方へ

フィリップMT5で、投資の旅をはじめましょう

手厚いサポートで、安心取引を実現します!

🔸午前7時から午後11時まで電話サポート可能
🔸オペレーターが随時対応のオンラインヘルプ
🔸取引にかかる手数料は無料
🔸全通貨ペアを1,000通貨単位から取引可能

\ 口座の申し込みは下記のボタンをクリック /

まとめ|金と名証に見る“投資の本質”

金相場の教訓:「不安」が価格を押し上げる

  • 金は利息を生まない代わりに、不安を糧に輝く資産。
  • テロ・戦争・金融危機・パンデミック──歴史が示すように、社会不安のたびに買われてきました。
  • 今後の注目ポイントは3000ドルの節目。ここを割ると、相場は調整局面に入る可能性も。
  • 「価格の裏に“心理”あり」。世界情勢を金の値動きで読み解く力は、他の資産にも通じます。

名古屋証券取引所から学ぶ、IRと個人投資家の未来

  • 名証は「IRの名門」。個人投資家への情報発信に最も積極的な取引所のひとつ。
  • IRエキスポやセミナーを通じて企業の“生の声”を聞ける場があるのは、投資家にとって大きな強み。
  • 知名度だけで企業を選ばない──“知られざる優良企業”を発掘するなら、名証にも目を向けたいところ。

  • 金の相場は「短期的な価格」ではなく、「長期的な資産の性質」で判断を。
  • 地方取引所にも成長企業は集まっている。IR活動が活発な市場には“出会いのチャンス”が眠っています。
  • テクニカルチャート(ヘッドアンドショルダーなど)と、地政学リスクの影響の両面を見ながら投資判断を行うことが、これからの資産運用には欠かせません。

「金を見ることは、世界の不安を読むこと。名証を見ることは、未来の企業と出会うこと。」

口座開設はこちら

「投資の第一歩を踏み出したい方は、フィリップ証券での口座開設をご検討ください」

フィリップ証券の口座開設ご案内

フィリップ証券の口座開設は、以下のステップになります。

①下記のバナー、口座開設ボタンより申し込みサイトに移動しましょう!

②本当に申し込みが必要か、サイトをよく読みましょう!

ヴェストラ

決め手は、みなさんの判断です

③納得したら、サイトの 口座開設はこちら と書いてあるボタンを押す。

出典:フィリップ証券

④下記の記事を参考にしながら必要事項の入力しましょう!

ヴェストラ

投資の旅のはじまりは、フィリップ証券から

\ 口座の申し込みは下記のボタンをクリック /

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次