「好きなアニメ作品に、自分のお金で関われたら」
「応援しているクリエイターが、もっと自由に作品を作れるようにしたい」
そんな想いが、現実の投資という形で実現する時代がやってきました。
今回フィリップ証券が発表した新たな取り組みは、アニメ制作を支援するファンドを、セキュリティ・トークン・オファリング(STO)という形で個人投資家に提供するというもの。
2024年の映画『宝島』で実施された“映画トークン”に続く、新たな文化×金融のコラボです。

きっかけはこの投稿でした👇
フィリップ証券はこの度、スタジオアウトリガー様との協業を発表しました。
— フィリップ証券 Phillip Securities Japan (@PhillipSecJapan) May 13, 2025
この協業においては、才能あるクリエイターが優れたコンテンツを創出しやすい環境を作るためSTOを活用したアニメコンテンツ・ファンドの組成の支援に積極的に取り組みます。
詳細は以下よりhttps://t.co/kz3mRT0wuF
「え、アニメが投資になる??」
最初は正直ちんぷんかんぷん。でも、調べてみると「お金を出してアニメを応援する仕組み」がちゃんとありました。
キーワードは“STO”
以前話題になった映画『宝島』の投資プロジェクトと同じ仕組みが、今度は“アニメ”にも応用され始めたようです。
この記事では、アニメに詳しくない人でもわかるように、
- そもそもSTOってなに?
- どんなふうにアニメとつながるの?
- 投資としてメリットはあるの?
をやさしく解説していきます。
💡 STOってなに? ざっくり説明

STO(セキュリティ・トークン・オファリング)は、ブロックチェーン技術を使ってデジタル化された証券を発行・取引できる仕組みです。
普通の株や債券のように、「出資すれば、利益配分や特典がある」のはもちろん、
ネット経由で少額から参加できるのが特徴です。
映画『宝島』のプロジェクトでは、投資額に応じてイベント参加やエンドロール掲載などの“推し活特典”も話題になりました。

実は、攻めてるよね。フィリップ証券
🎬 今度はアニメに拡大!クリエイターと投資家をつなぐ新しいかたち


今回のプロジェクトでは、アニメ作品の制作に取り組むスタジオアウトリガーと連携。
同スタジオは、元ジブリの高坂希太郎監督など作家性あるクリエイターを擁し、国際共同制作などにも力を入れています。
しかし、オリジナルアニメや作家主導の企画は、ビジネスとして成り立たせるのが難しい。
そんな中、STOという仕組みで資金を集めれば、
- クリエイターは創作に集中できる
- 投資家はプロジェクトの支援とリターンを両立できる
という、まさに**“応援する投資”**が可能になります。
🪙 投資家にとってのメリットは?


- 少額から参加可能(1口数万円程度)
- 興行収入などに連動した配当のチャンス
- 限定グッズやイベント招待など、推し活的な特典あり
- 将来のヒット作品を“育てた”実感が持てる
単なる金融商品としてではなく、文化や感動と一緒に成長していけるのが大きな魅力です。



応援することが、投資になる時代
🏦 そもそも、なぜ証券会社がアニメに?


「なんで証券会社がアニメの資金調達をサポートするの?」
と思った方も多いかもしれません。
でも実は、これって証券ビジネスの“進化系”なんです。
フィリップ証券は、株やFXだけじゃなく、ブロックチェーンを使った新しい金融商品──いわゆる**セキュリティ・トークン(ST)**の可能性に早くから注目していました。
証券会社にとって、STO(セキュリティ・トークン・オファリング)を取り扱うことは、
- 伝統的な金融商品に依存しない、新たなマーケットの開拓
- 個人投資家との新しい関係性の構築
- 若い世代にも刺さる“投資の入口”の創出
という意味で、未来への投資ともいえるのです。
今回のアニメ×STOは、あくまでそのひとつのカタチ!
今後は、音楽、ゲーム、スポーツ、ファッションなど、
共感で応援したくなるようなプロジェクトが増えれば、STのマーケットも広がっていくはず。
「面白そう」「応援したい」と思うネタが出てきたとき、
すぐに参加できる環境を整えておく──
そのために、証券口座を作る人が少しずつ増えていくのかもしれません。



株式も、ある意味推し活なのかもね
🚀 これからどうなる?“好きな作品に出資する”という選択肢


「映画やアニメのクラファンが本格的な金融商品になった」感じ?!
アニメが好き、だけど自分では作れない。
それでも「支援したい」「育てたい」という想いを、お金という形で“本気の応援”に変える。
そんな新しい選択肢が、これから広がっていくかもしれません。



投資について、考えさせられますね
まとめ:文化を支える新しい投資のカタチ


単純に「お金を増やす」ことだけが、投資の目的じゃない。
誰かの才能を支える。
好きな作品を生み出す力になる。
そんな“共感の投資”が、STOを通じて少しずつ広がってきました。



もちろん、投資リターンもついてくる!
今回のアニメ×フィンテックの取り組みは、
これまでの金融の枠を超えて、「好き」を支える選択肢として、多くの人に届いてほしいプロジェクトです。
👉 詳細はフィリップ証券の公式発表へ:

