「そろそろMT5に乗り換えた方がいいのかな…?」
そんな声を、最近よく耳にするようになりました。
FXやCFD取引のプラットフォームとして長年親しまれてきたMT4(MetaTrader 4)に対し、MT5(MetaTrader 5)は“進化版”として登場しながらも、長らく浸透が遅れてきた存在です。
しかし今、MT5は明らかに再評価されつつあります。
その理由は、単なる性能向上だけではありません。取扱資産の広がり、自動売買やチャート分析の進化、そして国内証券会社の対応強化。
特にフィリップ証券の「フィリップMT5」のように、実用面での充実度が際立つ環境が整ってきた今、移行を考えるには絶好のタイミングです。
本記事では、そんなMT5の魅力と具体的な機能、MT4との違い、移行すべきか迷っている方のための判断ポイントまで、わかりやすく解説していきます。

MT4使っていたら、余裕で移行できます
🧭 MT5(MetaTrader 5)とは?


MT5(MetaTrader 5)は、世界中のトレーダーに愛用されている高機能な取引プラットフォームです。
特にFX・CFD取引において多くの証券会社が対応しており、プロ・個人投資家問わず幅広く支持を集めています。
開発元はロシアのMetaQuotes社。MT4(MetaTrader 4)の後継として、より高性能・多機能になったバージョンがMT5です。
🔍 MT5でできること一覧
MT5は、単なるチャートソフトではありません。以下のような多機能を備えています。
- マルチアセット対応(FX、株式、商品、仮想通貨、先物、CFD)
- 最大21種類の時間足(MT4は9種類)
- 38種類のインジケーター、44種類の描画ツール
- 経済指標カレンダー内蔵
- 複数ポジションの同時管理(ヘッジも可能)
- 高速なバックテスト&最適化(マルチスレッド対応)
- EA(自動売買)の構築と運用がより快適に
つまりMT5は、裁量トレードから自動売買まで幅広く対応できる“万能トレードプラットフォーム”と言えます。
🧠 なぜMT5の普及は遅れたのか?


MT5は多機能で将来性があるにもかかわらず、MT4からの移行が進まなかった時期がありました。その背景には以下のような要因がありました:
1. MT4の完成度が高かった
MT4は長年の実績があり、多くのトレーダーが慣れ親しんでいたことから、「今のままで困っていない」という声が多く、新しい環境へ移行するモチベーションが高くありませんでした。
2. 互換性の問題
MT4で使っていたEAやインジケーターは、MT5にそのまま移行できず、新たに作り直す必要がありました。これが開発者や既存ユーザーのハードルとなっていました。
3. 初期仕様の制限
当初のMT5はネッティング方式のみ対応で、両建て(ヘッジ)ができず、日本のユーザーにとって不便な仕様でしたが、現在ではヘッジ対応が実装されています。
➡ しかし、2016年4月にリリースされたMT5ビルド1325で、ヘッジ(両建て)対応が実装され、現在は証券会社の設定次第で両建ても可能になっています。
このように、MT5は“進化しながら”現在のスタンダードになりつつあり、今こそ乗り換え・導入を検討すべきタイミングなのです。



MT4は偉大でしたが、そろそろ限界も近いかな?
🆚 MT4との違いまとめ(比較表)
MT4はいまだに多くのユーザーに使われている優れたプラットフォームですが、現在ではいくつかの明確なデメリットも見えてきています。
❌ MT4の今の主なデメリット
- MetaQuotes社による新規開発・更新が停止しており、将来的な互換性・安定性に不安がある
- 取引可能な資産が限定的で、FX以外(CFD・株式・商品など)は基本的に非対応
- インジケーターやEAの処理速度がMT5に比べて劣る(シングルスレッド処理)
- スマホアプリの機能もMT5の方が充実しており、将来的なサポート面でもMT4は不利
つまり、これから長期的にトレード環境を整えるなら、MT5を基盤にするほうが現実的です。
MT5の特徴のひとつに「注文方式の柔軟性」があります。
MT4では基本的にヘッジ(両建て)が標準ですが、MT5では証券会社によって「ネッティング」か「ヘッジ」のどちらかが採用されています。
フィリップ証券では、両建て(ヘッジ取引)が可能です。つまり、同一銘柄に対して“買いポジション”と“売りポジション”を同時に保有することができます。
ただし、両建てを行う際には以下の点に注意が必要です:
- スプレッドを両方で負担するため、実質的な取引コストが増える
- 買いと売りで発生するスワップポイントの差額が発生する
- 証拠金は、ポジションの大きい方の証拠金が必要になる(原則)
このような点から、フィリップ証券では両建てを“禁止”はしていませんが、積極的に推奨しているわけではありません。
それでも、戦略的に両建てを活用するトレーダーにとって、MT5で両建て可能な環境が整っているというのは非常に重要な選択ポイントになります。
機能 | MT4 | MT5 |
---|---|---|
時間足の種類 | 9種類 | 21種類 |
経済指標カレンダー | 非搭載 | 標準搭載 |
注文方式 | ヘッジ(両建て)対応 | ネッティング+ヘッジ対応 |
自動売買のバックテスト速度 | 単一スレッド | マルチスレッド対応 |
表示できる銘柄数 | 限定的 | マルチアセット対応 |
インジケーターの種類 | 30種程度 | 38種+描画ツール44種 |
開発言語 | MQL4 | MQL5(より高度な構造) |
🤔 どっちを選べばいい?乗り換えの判断ポイント
すでにMT4に慣れている人も、これから新しく始める人も、
「MT5に乗り換えるべき?」と迷う瞬間があるかと思います。
以下のポイントを基準に考えると良いでしょう。
✅ MT5をおすすめしたい人
- 複数の銘柄・資産を同時にトレードしたい人
- 裁量+EA運用を両立させたい人
- 今後のアップデート性や拡張性を重視したい人
- バックテストや検証を効率化したい人
❌ まだMT4でも問題ない人
- すでにMT4ベースのEAを稼働していて変更が難しい人
- 必要最低限の裁量トレードが中心で、機能を絞りたい人
ただし、MetaQuotes社は今後MT4のサポート縮小も示唆しており、中長期的にはMT5への移行が推奨される流れが強まりつつあります。



人によって、判断は分かれそう
📦 フィリップ証券がMT5対応であることの意味


フィリップ証券では、国内でも数少ない本格的なMT5取引プラットフォーム「フィリップMT5」を提供しています。
FXやCFD、株式などをひとつの口座で一元管理できるこの環境は、国内トレーダーにとって非常に貴重です。
フィリップMT5は、以下のような特徴を持っています:
- マルチアセット対応:FX・CFD・株式など幅広い商品にアクセス可能
- NDD(No Dealing Desk)方式採用:透明性の高い注文処理
- 高機能チャート+EA対応:裁量+自動売買戦略が両立可能
- セミナー・サポート体制が充実:初心者から経験者までサポート
さらに、フィリップ証券は自社のセミナーや学習コンテンツを通じて、MT5の正しい使い方やCFD取引の理解を深めるサポートにも力を入れており、トレーダーの“学びながら実践する”スタイルに最適な環境を提供しています。
MT5の最大の魅力のひとつは、FXとCFDの両方を同じプラットフォームで取引できるマルチアセット対応にあります。
従来の取引環境では、FXはFX専用、株価指数や商品は別のCFDツール、と使い分けるのが一般的でしたが、MT5ではひとつの口座・ひとつの画面で、FXもCFDも統合的に管理・分析・取引できます。
これにより、たとえばドル円のポジションを持ちながら金(ゴールド)のチャートを分析し、同じ戦略で原油や日経225にも投資判断を広げることができるなど、投資の幅が一気に広がります。
📚 MT5を学べるリソース(+CFDやEAへの応用)
MT5は機能が豊富な分、最初は迷ってしまう人も多いはずです。
そんな方はまず、以下のような情報から学び始めてみてください。
フィリップ証券のMT5解説ページはコチラ


CFDの情報は本ブログの記事を参照ください。


具体的な設定は、動画が便利ですね。
✨ まとめ:今から使うならMT5一択でOK


新しく取引を始めるなら、基本的にはMT5が圧倒的におすすめです。
MT4は今なお根強い人気がありますが、将来的な拡張性・対応資産の多さ・分析機能の豊富さなど、あらゆる点でMT5が優位です。
特にフィリップ証券のようにMT5を正式サポートし、CFD・FX・株式をまとめて取引できる環境がある場合、最初からMT5に慣れておくことで、今後の投資スタイルが大きく広がるはずです。
あなたの“投資の旅”に、信頼できるツールを。
それがフィリップMT5です。
フィリップ証券の口座開設は、以下のステップになります。
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