📌 今週のファイナンシャル・ジャーニー(2025年10月9日放送)民意が動く、為替も動く——テクノロジーが変える日本の政治と市場

民意はどこへ向かう?テクノロジーが変える民主主義と「高市トレード」で走る為替市場

ラジオNIKKEIで放送中の投資情報番組『ファイナンシャル・ジャーニー』。

今回は、永堀 真(フィリップ証券 代表取締役社長)が「民意の反映とテクノロジー」について深く語り、後半では岡安 盛男(LEXAM FOREX 代表・チーフアナリスト)が「高市トレードで動く為替市場」を徹底分析。パーソナリティの浜田節子が進行し、番組全体を軽快に導きました。テクノロジー、政治、そして為替。三つの視点から“日本の今”を読み解きます。

ヴェストラ

自民党総裁戦のホットな話題です!

🎙 番組概要

番組名:ファイナンシャル・ジャーニー
放送日時:毎週木曜日 8:30〜8:49
放送局:ラジオNIKKEI第1
提供:フィリップ証券
出演:
 ・永堀 真(フィリップ証券 代表取締役社長)
 ・岡安 盛男(LEXAM FOREX 代表/チーフアナリスト・電話出演)
 ・パーソナリティ:浜田 節子

目次

💬 テーマ①:民意はどう反映される?テクノロジーが変える民主主義

浜田「さて永堀さん、今日のテーマは何でしょうか?」

永堀「先日行われた自民党総裁選を受けて、“民意の反映”というものを改めて考えたいと思います」

浜田「日本初の女性総裁・首相誕生へという流れもありましたね」

永堀「そうですね。それ自体は非常に素晴らしいことだと思います。

ただ、まだ多くの国民が“自分が選んだ”という実感を持てていない。それは、総裁選が国民投票ではなく議員投票だからだと思うんです」

浜田「確かに、私たちは“国のトップ”を直接選んでいません」

永堀「日本は議院内閣制ですからね。

国民は議員を選ぶ権利は持っていますが、内閣そのものを選ぶわけではない。

一方でアメリカは大統領制。間接選挙ではあっても、国民が“トップを選ぶ”意識は強い」

🌐 テクノロジーで“民意を動かす”時代へ

永堀「ただ今は、テクノロジーの進化がそれを変えられる段階にあります。

スイスではすでに電子的な国民投票を実施しており、エストニアでは“i-Voting”という形でほぼすべての投票が電子化されています」

浜田「世界では実際に動いているんですね」

永堀「はい。中でも私が注目しているのは台湾のvTaiwanです。

SNSと電子投票を組み合わせ、政府と市民が政策を共同で作る仕組み。

AIがオンライン上の意見をグループ化し、政府・企業・市民が公開討論し、最後に投票で意思を示す。

そのすべてをブロックチェーン技術で管理し、改ざんを防ぐ仕組みなんです」

浜田「まさに“デジタル民主主義”ですね」

永堀「そうです。国民が“批評家”でなく“当事者”として政治に関わる。

日本でも、たとえばマイナンバーカードを投票権と連携させれば、

安全性を担保した上で自分の意見を政策に反映できる未来が描けるはずです」

💡 投資にも共通する“参加型”の発想

永堀「経済の世界では、すでに“意見を反映する仕組み”が始まっています。

それが株主の議決権行使です。

機関投資家の行使率は80〜90%まで高まっていますが、個人投資家はまだ30%ほど。

一方アメリカでは、個人も含めた行使率が90%超です。

完全にデジタル化された“プロキシ投票”で、スマホから投票するのが当たり前になっています」

浜田「企業もそれを前提にしているんですね」

永堀「そうです。アメリカでは“投資家が議決権を行使しやすい仕組み”を作ることが義務化されている。

今後はブロックチェーン技術が進み、議決権行使率と配当率を連動させたり、スマートコントラクトでリアルタイム投票も可能になる。

つまり企業経営が“DAO(分散型自律組織)”のように変わっていくわけです」

✅ 投資のヒント(前半)

  • **“参加する投資家”**が企業価値を高める時代。議決権を行使することで経営に声を届ける。
  • ガバナンスが強い企業ほど中長期リターンが安定。
  • IR情報や株主対応の質を見極めるのも、新しい投資視点。

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💱 テーマ②:「高市トレード」で走る為替市場を読む

後半は、LEXAM FOREX代表・岡安 盛男氏が電話出演。

「高市新総裁の誕生を受けた為替市場の激動」を読み解きました。

ヴェストラ

岡安盛男さん!FXの本でお世話になりました!

📈 高市ラリー、予想外のスピード

浜田「ドル円、現在は152円台。昨晩は153円近くまで進みました」

岡安「はい、まさに“高市ラリー”ですね。

ここまで動くとは正直想定外でした。

政府機関閉鎖リスクなどで米指標も延期。材料不足の中、政治イベントが出てきて、

一気にポジションの巻き戻しが走った形です」

🌍 海外勢は“アベノミクス再来”と見る

岡安「海外勢は細かいことを抜きに、“アベノミクス再来”の印象で円売り。

もともと米利下げ・日銀利上げのシナリオで円ショートが溜まっていましたが、

ここに来て日銀利上げ観測の後退、米経済指標の遅れで、

シナリオが崩れた。だから巻き戻しが加速している」

浜田「つまり“円だけが売られている”?」

岡安「そうです。ユーロやポンドは対ドルで上がっていません。

つまり“円独歩安”。ドル高・円安の組み合わせで動いているということです」

💬 市場は“先取り”しすぎか?

岡安「高市氏はまだ総理になっていない。連立協議もこれから。

少し先走りすぎた相場です。組閣の時期で熱が冷めるかもしれません。

また155円を超えるような円安なら、当局の口先介入も十分ありえます」

浜田「物価への影響も懸念されますね」

岡安「そうですね。円安が進めば輸入インフレを招く。

高市新総裁が“物価安定”を重視する発言をすれば、

それが“転換サイン”になる可能性もあります」

📊 テクニカルの視点

岡安「テクニカル的には、21日移動平均線が200日線を上抜く“ゴールデンクロス”を形成。

短期的には円売り優勢ですが、155円が上値の壁。

ここを超えると年内高値158.87円が意識されますが、

当面は155円前後での攻防が中心でしょう」

✅ 投資のヒント(後半)

  • イベント相場の“熱”を見極める:組閣・要人発言の前後で急変に注意。
  • “口先介入”も相場要因:日本当局のコメントは円相場のターニングポイントになりやすい。
  • 中長期では金融政策差が主導:米利下げ・日銀利上げのタイミングが本流。

🧭 まとめ|民意も相場も「参加する力」で動く

今週の放送を通して浮かび上がったキーワードは「参加」。

  • 政治では、AI・ブロックチェーンによる電子投票で民意を直接政策へ。
  • 経済では、議決権行使やDAO的組織で投資家が意思を示す時代へ。
  • 為替市場では、**市場心理とポジション調整の“参加者の行動”**がトレンドを動かす。

テクノロジーが整い、データがつながり、個人の一票・一取引が重みを持つ時代。

「わかる、変わる。」——まさにフィリップ証券のブランドメッセージを体現する一回でした。

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