ラジオNIKKEIの人気番組『ファイナンシャル・ジャーニー』。
今回は、Jリートと個人投資家の関係を掘り下げつつ、米国株と為替の最新動向までカバー。投資初心者にも響くヒントが詰まった回となりました。
番組概要
• 番組名:ファイナンシャル・ジャーニー
• 放送日時:毎週木曜日 8:30~8:49
• 放送局:ラジオNIKKEI第1
• 提供:フィリップ証券
• 出演者:笹木 和弘さん(フィリップ証券 リサーチ部長)、田代 岳さん(YEN蔵/個人投資家)
• パーソナリティ:浜田 節子
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🎙「個人投資家とJリート」~笹木和弘さんと語る前半パート

「前回に続いて、今回もJリートの話をしていきましょう」
そう語るのは、フィリップ証券リサーチ部長の笹木和弘さん。
✅ 新NISA開始で注目されるJリート
浜田:
「特にNISA制度と組み合わせると、分配金も非課税になりますものね。」
笹木:
「はい。2024年から新NISAが始まりましたが、個人のJリート売買シェアはようやく10%台に。とはいえ、株式の25%には遠く及びません。」

分配金も非課税!これは大きい!!
✅ Jリートはなぜ敬遠されがち?
笹木:
「“制度がわかりづらい”というのが一因です。投資法人と聞いてもピンとこない方も多く、“株のようで株でない”不思議な存在に見えるようです。」
浜田:
「確かに、身近な株式の方が“わかりやすい”印象がありますね。」
笹木:
「それでも、物流施設や住宅・ホテルなど運用対象が多様で、リートごとに特徴がはっきりしているんです。」
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✅ 鍵を握るのは「スポンサー企業」
笹木:
「注目すべきは“スポンサー”。これはJリートを運営する資産運用会社の親会社で、資金調達力にも影響する重要な存在です。」
例えば、日本ビルファンド投資法人のスポンサーは三井不動産。ブランドと信用力が投資家の安心感に直結しています。
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🆕 Jリート関連ホットニュース!
✅ データセンター設備がJリート対象に!
笹木:
「金融庁が、AIで注目のデータセンター設備の一部を、Jリートの投資対象として認めました。これは、Jリート市場にとって新たな追い風です。」
浜田:
「“空調設備”や“受変電設備”といったインフラ的な部分も含まれるんですね。」
✅ 家賃上昇、31年ぶりの水準
笹木:
「総務省の統計では、東京都区部の家賃上昇が前年比で31年ぶりの水準。住宅系リートには追い風となるでしょう。」
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📈 米国株と為替の今を読む ~田代岳さん(YEN蔵)が登場!


「お久しぶりですね!」と浜田さんが声をかけたのは、個人投資家・YEN蔵こと田代岳さん。
✅ 雇用統計と“利下げ期待”が支える米株
田代:
「民間雇用統計が悪かったことで、“7月利下げ観測”が浮上し、ナスダックなどハイテク株が上昇しました。」
浜田:
「フェドウォッチでも、7月利下げ確率が25%に上がっているそうですね。」
田代:
「ええ。FOMC直前に控える雇用統計次第では、利下げの現実味も増しますね。」
✅ 米国株:雇用統計が“逆にポジティブ”?
田代:
「ここ最近は、地政学リスクが後退した反面、米国の雇用指標に市場が敏感になってます。昨日発表された民間雇用者数が悪化したことで、“逆に利下げが近いのでは?”という期待が強まりました。」
浜田:
「金利が下がると株は買われる…その典型的な流れですね。」
田代:
「そうですね。株式市場は“悪いニュースが良いニュース”に変わる瞬間がある。特に今はFOMCを控えているので、金利動向と雇用統計が注目の的です。」
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✅ FOMC利下げの可能性は?
田代:
「現時点では9月利下げが大勢なんですが、7月FOMC(30〜31日)でのサプライズ利下げも、完全には否定できません。パウエル議長も“否定していない”という姿勢を示しましたし。」
浜田:
「それが昨日の株高、特にハイテク株の強さにつながったわけですね。」
田代:
「その通りです。あとは今晩の雇用統計の結果が出れば、7月の方向感がもっとハッキリするでしょう。」
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✅ ドル円は「レンジ相場」が続く?
浜田:
「さて、為替市場。ドル円はどんな見通しでしょうか?」
田代:
「今は“ドル安”の流れがベースにあるんですが、アメリカの長期金利が上がり始めているんです。これは、財政赤字の懸念から来るものです。」
浜田:
「10年間で450兆円…でしたっけ? トランプ前大統領の減税案が話題になっていますね。」
田代:
「そう、減税による財政出動が見込まれる一方で、“赤字拡大=国債増発”となれば、長期金利は上昇します。金利が上がればドルは下がりにくくなる。だから、今のドル円は140円から148円の間でのレンジ相場が続くと思います。」
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✅ 英国トリプル安と財政リスク
田代:
「実は昨日、英国が“株安・通貨安・債券安”のミニトリプル安を演じました。これも“財政への懸念”から。」
浜田:
「アメリカだけじゃなく、イギリスでも財政問題が為替に影響を与えているんですね。」
田代:
「ええ。今後は“中央銀行の政策”よりも、“各国の財政状況”が、より注目されてくるフェーズに入っていると感じます。」
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✅ ユーロはどこまで上がる?
浜田:
「最近のユーロも強いですね。これはどう見ていらっしゃいますか?」
田代:
「ユーロは“欧州の財政出動”+“ドル安”の2つの流れが追い風です。ただし、目先の上値目標は1.2ドル。ここを超えるかどうかが注目点ですね。」
浜田:
「現在は1.18台とのことでしたから、あともう一歩という感じですか?」
田代:
「そうですね。1.2ドルを抜けるには、もう一段のユーロ買い材料が必要でしょう。」
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✅ ここでおさらい:今日の市場キーワード
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✅ ✔ 放送内容のまとめ
今週の『ファイナンシャル・ジャーニー』では、Jリートの仕組みと個人投資家の関係性、そして米国株・為替市場の現在地と展望について、専門家2名がわかりやすく解説してくれました。
🎯 投資家が注目すべきポイントを再整理
• Jリートは「スポンサー企業」が信頼性のカギ
→ 三井不動産など大手が支える投資法人は要チェック
• 新NISAとJリートの好相性
→ 分配金の非課税メリットを活かしたインカム投資に最適
• “データセンター関連”がリート対象に!
→ AI・電力インフラの波に乗る、新たな注目領域
• 米株は利下げ期待で堅調維持、為替はレンジ継続
→ ドル円は140〜148円、ユーロは1.2ドルが上値の目安
• 各国で浮上する“財政リスク”が次の焦点に
→ 米英ともに赤字懸念が長期金利・為替に影響
投資先を選ぶ視点として、「制度・仕組みを理解すること」「金利や為替だけでなく、財政動向も意識すること」が今後ますます重要になりそうです。
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