ラジオNIKKEIで放送中の投資情報番組『ファイナンシャル・ジャーニー』。
今回の放送では、5月26日に大阪取引所で新たに上場した「上海天然ゴム先物指数」について、最新の国際先物市場の動向や日本の投資家にとっての利便性などを徹底解説。
進行役・浜田節子さんが、フィリップ証券の長森大茂さん、大阪取引所の矢頭憲介さんを迎えて、ラジオらしいテンポ感と共にマーケットの“今”を掘り下げました。

待てなくて、妄想ファイナンシャル・ジャーニーかきました。


🎧 番組概要
- 番組名:ファイナンシャル・ジャーニー
- 放送日時:2025年6月5日(木)8:30~8:49
- 放送局:ラジオNIKKEI第1
- 提供:フィリップ証券
- 出演者:
- 長森 大茂(フィリップ証券 法人統括本部長)
- 矢頭 憲介(大阪取引所 デリバティブ市場営業部 課長)
- 浜田 節子(司会)
トピック1:中国市場の壁と日本市場のチャンス


浜田さん「さて、今週は大阪取引所に上場した『上海天然ゴム先物指数』を取り上げます。長森さん、まずはその意義から教えてください」
長森さん「はい。今回の上場は、日本の投資家にとって大きなチャンスです。これまで中国市場での取引は、海外からアクセスしづらいものでした。けれど、この“上海天然ゴム先物指数”が大阪取引所で日本円建てで取引できるようになったんです」
浜田さん「これってつまり、中国市場の価格を日本で取引できるってことですよね?」
長森さん「そうなんです。しかも“指数型”なので、現物の受け渡しがない。CFDのような差金決済取引と似ていますが、今回のは取引所での先物。つまり、規制も整っていて透明性が高いという点が大きく違います」
浜田さん「なるほど、個人投資家でも入りやすいんですね」
長森さん「その通りです。例えば、従来の上海取引所では人民元や米ドルの預託が求められ、しかも人民元建ての評価損が出ると、ドルから勝手に両替されるケースもあるんです。こうした為替リスクが日本では発生しません」
浜田さん「預託の煩雑さも含めて、かなり大きなハードルだったんですね…」
長森さん「今回のように、日本円ですべて完結できる仕組みは、本当に画期的です。国際的な商品市場へのハードルがグッと下がります」
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トピック2:天然ゴムの歴史とマーケットのこれから


浜田さん「ではここで、大阪取引所の矢頭さんにお話を伺います。そもそも“天然ゴム先物”って、日本でそんなに昔からあったんですね?」
矢頭さん「ええ。実は1952年、神戸の取引所で取引が始まったのが最初です。当時は日本の先物商品で最も歴史あるものでした」
浜田さん「神戸からスタートしたんですね。理由はあるんですか?」
矢頭さん「港町である神戸は、ゴム産業の集積地だったんです。戦前からの流れもあって、取引所が自然と形成されました。ちなみに今でも、当時使っていた“検査台”を我々、大切に使い続けていますよ」
浜田さん「まさに歴史の証人ですね。天然ゴムというと、どんな産業と結びついているんでしょうか?」
矢頭さん「一番はタイヤです。そして工業用のベルトやホースなども。ですから、天然ゴムは“農産物”と“工業品”の性質を併せ持っていて、天候にも景気にも左右される、非常に面白い商品なんです」
浜田さん「たしかに、経済の“今”を映す素材とも言えますね」
矢頭さん「そうですね。そして、中国の天然ゴム消費量は世界全体の約半分を占めています。上海市場での価格がグローバル指標になるのも当然の流れで、その指標を日本で取引できるようになったのは非常に大きいことなんです」
浜田さん「ゴム価格の推移って、どこかで確認できるんでしょうか?」
矢頭さん「はい。大阪取引所の公式ウェブサイトにあるゴム先物のページでは、1952年の上場当初からの取引高や価格動向をExcel形式でダウンロードして確認できるようになっています。チャート好きの方にはたまらない資料だと思います」
浜田さん「それは貴重ですね。経済の歴史を価格で見ることができるなんて」
矢頭さん「まさに、戦後の経済復興からオイルショック、リーマンショックまで、ゴムの価格がどう動いたか一目でわかる。私も時々見返して楽しんでます(笑)」
浜田さん「では、実際にこの新商品は、どういうプロセスで生まれたんでしょうか?」
矢頭さん「上海先物取引所との協議を重ねて、3年がかりで実現しました。今回の“指数先物”という形式にすることで、現物のやり取りもなく、どなたでも参入しやすい形になっています」
浜田さん「しかも、マーケットメーカーも参加しているそうですね」
矢頭さん「はい。7社の国内外マーケットメーカーにご協力いただいて、上場初日から安定した流動性が確保されています」
浜田さん「それは安心ですね。では最後に、投資家へのメッセージをお願いします」
矢頭さん「はい。天然ゴム先物、私自身も大好きな商品です。今回はそれをテーマにしましたが、金利や金、通貨のデリバティブも盛り上がっています。今後もぜひご注目ください」
トピック3:国内市場としての優位性


浜田さん「矢頭さん、今回の『上海天然ゴム先物指数』の上場にあたって、どんな準備がされていたんでしょう?」
矢頭さん「このプロジェクト、実は3年ほど前から準備を進めていました。中国側の取引所と緊密に連携し、ようやく上場にこぎつけた形です」
浜田さん「相当な調整があったんでしょうね」
矢頭さん「ええ。ですが、今回は“指数先物”として上場されたため、現物の受渡しが不要。現金決済で完結するので、プレイヤー層も広く見込めます」
浜田さん「日本円で証拠金も少額から。しかも人民元に振り回されない。これは魅力的ですね」
🔹 学びの場:「北浜投資塾」
浜田さん「初心者向けに学ぶ方法ってありますか?」
矢頭さん「大阪取引所のサイト内『北浜投資塾』に、今回の上海天然ゴム先物に関する基礎動画を公開しています」
浜田さん「それはありがたいですね!学んでから取引できるというのは安心です」
まとめ:なぜ“今”天然ゴムなのか?
今回の放送を通じて、天然ゴムという商品がいかに投資対象として魅力的か、そして「上海天然ゴム先物指数」の大阪上場がどれほど画期的であるかが明らかになりました。
まず、中国市場に直接アクセスするには、人民元口座の開設や個人情報の提出、さらには為替リスクの管理まで必要で、非常に高い参入障壁があります。
これは機関投資家にとってもハードルが高く、個人投資家にとってはなおさらです。
そんな中で登場したのが、今回の「日本円建て」「指数型」「現金決済」の上海天然ゴム先物。
大阪取引所の上場によって、これまで届かなかった国際商品市場への“手が届く扉”が開いたのです。
さらに、ゴムという商品自体も注目です。タイヤや工業用資材として需要が堅調であり、景気や物流、地政学リスクなどの影響をダイレクトに受けるため、経済全体の“体温計”としても機能します。
投資商品としての「天然ゴム」は、単なる商品先物以上の意味を持ちつつあります。
- 世界最大の消費国=中国の価格指標が日本でも取引可能に
- 為替リスクなし、日本円で一括取引・決済
- 証拠金も比較的少額から始められる
- 長年の価格推移がチャートで確認でき、分析に適する
「国際商品=難しい」という印象を覆すこの一手。
これを機に、天然ゴムというマーケットに“触れてみる”という投資体験そのものが、次のステージを開く鍵になるかもしれません。
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