(♪例のあのテーマが脳内で流れ始める)
このコーナーは分かる、変わる……フィリップ証券の提供で――は、ありませんが!
木曜日の放送まで待てないあなたにお届けする、“勝手に”ファイナンシャル・ジャーニー。
日常の話題をヒントに、投資の視点を加えてお届けする妄想ラジオ的ブログです。
放送じゃないけど、なぜか耳に響く。不定期更新・気まぐれ配信でお送りします。
🗣️【司会】
「さて、今週も勝手にファイナンシャル・ジャーニー、始まりました。
今回のテーマは“お米”。いよいよ日本の主食までインフレの波が……ということで、まずは国内編。
コメ価格の現状と企業への影響について、解説のコメンテーターと一緒に掘り下げていきます。よろしくお願いします!」
🗣️【コメンテーター】
「よろしくお願いします。最近、コメの価格上昇についての報道が増えていますよね。ただ“食べ物が高い”だけじゃなくて、これ、世界の需給バランスや地政学的リスクにもつながっているんです。」
🗣️【司会】
「いや~でもコメ高いですよね、実際。うちの家計にも直撃してます(笑)」
【第一部】コメ価格が上昇中!その背景と投資のヒント

2025年春以降、私たちの食卓の主役である“お米”が静かに値上がりしています。
農林水産省の統計でも、コメの卸売価格は前年同期比で上昇傾向。
🗣️【コメンテーター】
「原因としては、作付面積の減少、農家の高齢化、天候不順、そして世界的な備蓄需要の増加などが挙げられます。
特にアジア市場では、インドの輸出規制もあって供給懸念が続いています。」
🗣️【司会】
「つまり、私たちの“日常”と“世界経済”はこんなところでも繋がってるんですね。」
🗣️【コメンテーター】
「そして今、日本国内でも注目されているのが“備蓄米”の問題です。国が備蓄している古米や加工用米の活用が、価格調整弁として注目されているんです。」
🗣️【司会】
「備蓄米って、災害用だと思ってましたが…?」
🗣️【コメンテーター】
「実は違うんです。政府は“主要食糧備蓄制度”という枠組みで、ある程度の量の米を市場から隔離し、価格が高騰したり不足したりした時に放出できるようにしています。まさに“米の金融政策”ですね。」
🗣️【司会】
「なるほど……お米って、実はすごく戦略的な作物なんですね。」
✅ マーケットの視点:「食品株は価格転嫁力が命」

🗣️【コメンテーター】
「コメ価格が上がっても、利益が上がる企業と下がる企業があるんです。注目は“価格転嫁できるかどうか”。ここがポイントです。」
銘柄名 | コード | 注目ポイント |
---|---|---|
神明HD | 非上場 | 日本最大のコメ卸。飲食・物流連携が強化中 |
サトウ食品 | 非上場 | パックご飯の需要増で業績堅調 |
カゴメ | 2811 | 原料国産化を推進、“食の安心”に応える |
イオン | 8267 | PBブランドによる価格抑制が評価 |
コメダHD | 3543 | 原材料コスト高でも集客力でカバー |
🗣️【司会】
「単に“食品株”といっても、値上げを受け入れてもらえるブランド力や企業努力が試されるんですね!」
【第二部】グローバル視点で見る“お米”市場~タイ米・海外米事情~

🗣️【司会】
「さて、ここからは後半戦。“日本のお米”だけでなく、グローバルな視点から“米マーケット”を見ていきましょう。ここからは別のコメンテーターに登場いただきます!」
🗣️【コメンテーター2】
「よろしくお願いします。海外市場、特にアジア圏の米事情はここ数年で大きく変化しています。特に注目なのは“タイ米”や“ベトナム米”の価格急騰ですね。」
🗣️【司会】
「たしかに、カレーやエスニック料理のお店で“タイ米仕入れが厳しい”なんて話も耳にしますよね。」
🗣️【コメンテーター2】
「背景には、エルニーニョによる干ばつの影響、輸出規制、そして買い占めなどがあります。国によっては国家備蓄の放出まで行われていて、米はまさに“戦略物資”です。」
🗣️【司会】
「日本ではあまり意識されてないけど、世界に目を向けると、米ってけっこう熱いんですね!」
🗣️【コメンテーター2】
「ええ、特にインドや中国が大口輸入国として市場を動かす存在ですし、米の価格変動は“食の安全保障”にも直結する重要なテーマなんです。」
🎙 「お米から始まる、投資の旅」

🗣️【司会】
「今回の“勝手にファイナンシャル・ジャーニー”は、お米という身近なテーマから、国内外の価格動向、企業の対応力、そして農業の未来まで話が広がりました。」
🗣️【コメンテーター】
「投資って、難しいことを学ぶんじゃなくて、“身の回りで起きてることを少し深く考える”ところから始まるんですよね。」
🗣️【司会】
「“分かった気がする、変わるかもしれない”――そんな気づきが、きっとあなたの資産形成の第一歩になるかもしれません!」
🗣️【司会】
「さて、ここで流れるのは……例の、あのエンディングテーマ(※脳内再生でどうぞ)。ということで、また次回の“勝手にファイナンシャル・ジャーニー”でお会いしましょう!」
本物のファイナンシャル・ジャーニーはコチラまで
雰囲気は真似できても本家のクオリティには遠く及びません。
待ちきれない方は、下記のラジコ・ポッドキャストで過去の放送をご確認ください。
サマリーは、こちらのブログまで。
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