今回は、地方創生とJリート(不動産投資信託)に焦点を当てた話題が展開されました。
フィリップ証券リサーチ部長の笹木和弘さん、アセンダント取締役の山中康司さんが登場し、地方の不動産市場の動向や円高の影響について詳しく解説しました。
📌 番組概要

📌 今回の放送テーマ:「Jリートと地方創生」

今回は、地方の不動産市場におけるJリートの動きと、日本政府の「地方創生2.0」政策についての話が中心でした。
主なトピック
• Jリートの最新動向:福岡リート投資法人が分配金予想を上方修正
• 地方不動産の地価上昇:福岡、沖縄、北海道、熊本などが上昇率上位に
• 地方企業の変化:プロマーケット上場企業の動向
• 円高の進行:日米金利差縮小、トランプ元大統領の発言の影響
✅ マーケットの最新動向
Jリート市場と地方不動産の成長
• 福岡リート投資法人が2月5日に分配金予想を上方修正
→ インバウンド需要の堅調さが影響
• 地価上昇率の高い地域
• 住宅地:沖縄(+5.8%)、福岡(+3.8%)
• 商業地:福岡(+6.7%)、沖縄(+6.1%)
• 熊本のTSMC工場周辺、北海道のRapidus工場建設地(千歳市)で地価が急上昇
地方企業の変化
• 地方企業のマーケティング手法が変化
• コロナ禍以降、オンライン会議の普及で営業・商談の効率化が進む
• 地元大学の卒業生を積極採用し、安定した人材確保を実現
• 注目の地方企業
• ヴァルコスト(鳥取県倉吉市)
• 革製品小売りの製造小売業
• EC・通販を活用し、旅館や飲食店事業も展開
💬 コメント
「地方の時代」と言われながらも、投資家の関心は依然として都心の物件に集中しがち。
しかし、インバウンド需要や地方工場の拡大が、地方不動産市場を押し上げているのが現実。今後も地方経済の発展に注目したいですね。
✅ 為替市場の最新動向:円高進行の背景
• 2月以降、円高傾向が顕著に
• 2月初め:1ドル=155円台 → 現在:148円台
• 週初めには151円台だったが、急速に円高が進行
円高の要因
1. 日米金利差の縮小
• 日銀の利上げ観測が強まり、日本の10年債利回りが上昇(1.447%)
• 一方、米国の10年債利回りは低下(4.159%)
→ 金利差縮小で円高圧力が強まる
2. 投機筋の円買いポジション拡大
• 過去最大の円買いポジション(9万6000枚)を記録
• シカゴ市場の投機筋の動きが注目される
3. トランプ元大統領の発言
• 2017年の「円安批判」再来の可能性
• 米国の貿易赤字国の一つとして、日本への圧力強化の可能性
💬 コメント
「円安基調」と思われがちだったが、ここにきて円高方向へシフト。特に日米の金利差が縮小する中で、円高トレンドが加速する可能性もある。
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✔ まとめ

📌 今週のポイント
• Jリート市場では地方の商業施設・物流施設が注目されている
• 福岡、沖縄、熊本、北海道の不動産市場が活況
• 円高が進行中(日米金利差縮小・投機筋の円買い増加)
• トランプ元大統領の発言が今後の為替市場のリスク要因に
次回放送のテーマは?
来週もマーケットの最新情報や投資のヒントが盛りだくさん!
📻 「ファイナンシャル・ジャーニー」をお楽しみに!
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