推し活が金融商品に!? 映画デジタル証券と円高転換のリアル|ファイナンシャル・ジャーニー【2025年8月7日放送】

📻 番組情報|ファイナンシャル・ジャーニー

番組名:ファイナンシャル・ジャーニー
放送日時:毎週木曜日 8:30~8:49
放送局:ラジオNIKKEI第1
提供:フィリップ証券
パーソナリティ:浜田節子
今回の出演者(2025年8月7日放送):
・中里エリカ(フィリップ証券 マーケティング部 部長)
・山中康司(アセンダント 取締役)

目次

推し活×証券会社!? 新時代の金融マーケティングが始まった

2025年8月7日放送の『ファイナンシャル・ジャーニー』では、フィリップ証券マーケティング部部長の中里エリカさんがスタジオに登場。

今、注目を集めている「映画デジタル証券」と“推し活”の融合について、実際のエピソードを交えながら語りました。

その内容は、まさに「金融×エンタメ×共創」という、これまでにない視点からの“応援のかたち”。

証券会社が仕掛ける“推し活”とは一体どんなものなのか?

その裏側には、「共感」や「つながり」がマーケットを動かすという、これからの金融のヒントがありました。

🗾 推し活の起源は江戸時代?

番組冒頭、中里エリカさんは「推し活の起源は江戸時代にあるんです」と、意外な角度から解説を始めました。

「当時は歌舞伎役者に“贔屓筋”がついていて、応援するためにお金を出していたんです。現代の推し活と本質は変わりません。」

時代を経て、アイドル文化やキャラクタービジネスを経由し、現在はSNS・グッズ・コラボカフェ・イベントなどを含めた約1.2兆円市場に成長した推し活。

その中に、金融商品として“推す”新しい手段が加わりつつあります。

🎬 映画デジタル証券とは?「応援」が「投資」になる瞬間

フィリップ証券が取り扱う「映画デジタル証券」は、映画制作に関わる製作委員会への出資をセキュリティトークン(ST)として販売するもの。

「好きな俳優や監督の映画を応援したい。そんな気持ちを、投資という形で実現できるんです。」

中でも注目を集めているのが、9月公開予定の映画『宝島』を対象とした映画デジタル証券。

一口10万円からの出資で、ファンが“観る側”から“つくる側”へと回り込む仕組みです。

🗣 熱量がプロジェクトを動かす。驚異のアンケート回収率60%超!

映画デジタル証券購入者に向けて実施されたアンケートでは、驚くべきことが起こりました。

「60%を超える回収率で、しかも具体的な要望が山ほど集まりました。」

「監督や脚本家との座談会がしたい」「プロデューサーと話がしたい」など、ファンからの“参加したい熱”が高まり、ZoomによるQ&Aセッションや、ついにはプロデューサーを囲んだ飲み会まで実現することに。

「この映画を成功させたい!という思いが、リアルな空間で爆発していました。」

参加者たちは撮影裏話に耳を傾け、最後にはフィリップ証券のスタッフも交えた記念撮影で締めくくり。

それは“商品説明会”ではなく、“感情でつながる共創イベント”でした。

📣 ボランティアでチラシ配布?顧客が動き出す証券会社

フィリップ証券では、映画を応援したい人に向けて「ポスターやチラシ配布をお手伝いしませんか?」と呼びかけました。

最初の反応は、わずか2件のみ。しかし――

「数日後、『○○駅で配ります』『△△のカフェに貼りました』という報告が次々と届き、驚きました。」

連絡がなかった間、購入者たちは真剣に“どこで配布すれば効果的か”を考えていたのです。

中には、自ら沖縄の学校行事「平和学習イベント」での配布チャンスを見つけてきた方も。

証券会社から一方的に売るのではなく、顧客と一緒に作品を育てるマーケティング。

中里さんは「まさに、新しい時代の証券会社の姿だと感じました」と語ります。

🧭 金融商品は“難しい”から“楽しい”へ

「金融って、どうしても難しくて遠いものと思われがちですよね。でも、推し活のように“楽しめる金融商品”がもっと増えてもいいと思うんです。」

中里エリカさんは、あくまで「親しみやすく、参加できる金融商品」を目指しています。

映画デジタル証券はその第一歩。

そしてその先には、“応援する力”が社会を動かす未来が見えてきます。

📢 フィリップ証券からのお知らせ

出典:映画 宝島

🎬 フィリップ証券からのお知らせ

フィリップ証券では、映画製作委員会への出資を裏付けとした映画デジタル証券(セキュリティトークン)を販売中です。

好きな俳優や監督を“推す”気持ちを、1口10万円からの出資という形で実現できる、全く新しいタイプの金融商品です。

現在は、2025年9月19日公開の映画『宝島』を対象とした募集が進んでおり、「推し活の新たな形」として注目を集めています。

※ご注意ください:
本商品は元本保証がなく、上場株式のように自由に売却できる商品ではありません。
ご購入にはSST取引口座の開設が必要です。
ご契約の前に、必ず契約前交付書面や目論見書をご確認ください。

🎥 映画と一緒に“投資”も楽しみたい方は、フィリップ証券の公式サイトをご覧ください。

💹 米利下げは既定路線?日銀の利上げ観測も!激動の為替相場をプロが読み解く|

ラジオNIKKEI『ファイナンシャル・ジャーニー』、2025年8月7日放送の後半では、アセンダント取締役であり金融ストラテジストとしても著名な山中康司さんが登場。

今、為替市場を動かしている「2つの中銀」――
すなわちFRB(米連邦準備制度理事会)と日銀の動向について、現場の視点で鋭く解説しました。

📉 米雇用統計が“想定外の下方修正”で市場混乱!

まずは、直近のアメリカ経済指標を振り返る形で山中さんの解説が始まりました。

「先週発表されたアメリカの4-6月期GDP速報値は3.0%。一見強く見えますが、内訳をみると駆け込み需要と輸入減少の反動で数字が押し上げられていました。中身はむしろ弱い。」

続いて話題になったのが、雇用統計の“歴史的な下方修正”。

  • 非農業部門雇用者数(NFP)が予想を下回っただけでなく、
  • 前月・前々月分が大幅に下方修正
  • 合計修正幅は近年まれに見る“大幅マイナス”

「あまりにひどくて、トランプ前大統領が労働統計局長の更迭を求めたほどです。」

こうしたドタバタ劇の裏には、「労働市場の統計そのものが難しくなってきている」という構造的な問題もあるとのこと。

🕊 FRB理事の辞任と“ハト派送り込み”計画

雇用統計の混乱だけでは終わりません。

8月8日をもって、クーグラーFRB理事が任期満了を待たずに辞任すると発表。これに対して、トランプ陣営は次の一手を狙っています。

「この空席に“ハト派”の人物を送り込もうという動きが急加速しているんです。」

ハト派理事とは、景気刺激を優先し、金利を低く維持するスタンスの人物。

これにより、9月のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利下げは94%織り込み済みとなり、年内2回(計0.5%)の利下げが市場の“確定シナリオ”になりつつあります。

「さらに理事の構成次第では、年内3回利下げの可能性も視野に入ってきました。」

🇯🇵 一方の日銀は…10月利上げが“現実味”を帯びてきた!

山中さんが次に注目したのは日銀の政策転換です。

「日銀は現状維持の姿勢を示していますが、エコノミスト調査では10月利上げを見込む声が急増しています。」

現在の市場コンセンサスは以下の通り:

  • 米国:年内0.5%の利下げ(9月+もう1回)
  • 日本:年内0.25%の利上げ(10月想定)

この結果、日米金利差は年末までに0.75%縮小する可能性があり、これは為替相場にとって大きなインパクトを与える材料になります。

💱 ドル円相場の展望:当面はレンジ、年末に向けては円高へ

「今のドル円相場は、“150円が上値の壁、145円が下値のサポート”というレンジが意識されています。」

直近では一時150.91円まで上昇したドル円も、FRBのハト派化と日銀の利上げ観測により、円高方向への流れが強まりつつあるとの見立てです。

  • 年内のターゲットレンジ:140円〜150円
  • 山中氏の見解:「年末にかけて140円台中盤まで下落する可能性が高い」

「特に140円は“非常に強いサポート”。もし割り込んだ場合は、相場の地合いが大きく変わるサインになります。」

❗️関税報道で日米関係に“ノイズ”も…

さらに、放送当日の為替市場に影を落としたのが、「日米間の特例関税の不一致報道」でした。

  • EUとは関税合意が発表された一方で、米国の発表には日本の名前が含まれず。
  • 日本政府から米国へ確認のため赤澤氏が訪米中。
  • もし“意思疎通ミス”や“認識違い”であった場合、日本株が急落する可能性も

「午後1時1分に発動予定とのことですが、この点は非常に重要。市場も注目しています。」

🧭 マーケットまとめ:通貨政策は“地政学+政治”で読め!

山中康司さんの総括は、シンプルながら本質的なメッセージでした。

「為替市場では、金利・経済指標・地政学・人事の4要素が連動しています。特に“FRB人事”と“日本の政策転換”は、今後数か月の相場を大きく左右するでしょう。」

通貨を動かすのは金利差だけではなく、政治的思惑・タイミング・地政学的な連携のズレなど、目に見えない「流れ」こそが重要。

✅ まとめ|ファイナンシャル・ジャーニー(2025年8月7日放送)

今回の『ファイナンシャル・ジャーニー』では、前半と後半で異なる角度から“投資”の本質に迫る話題が展開されました。

前半では、フィリップ証券マーケティング部の中里エリカさんが登場し、「映画デジタル証券」という新しい金融商品の可能性を紹介。

“推し活”を通じて映画制作を支援できるこの仕組みは、ファンの熱量と金融の仕組みが融合したまったく新しい投資体験として注目されています。

実際に座談会や飲み会のイベントが実現したり、購入者自らがチラシを配布するなど、投資家が“参加者”として関わる共創型の広がりが印象的でした。

そして後半は、アセンダント取締役の山中康司さんによる為替マーケットの最新動向。

FRBは年内利下げがほぼ既定路線(9月+もう1回)となり、さらにFRB理事の交代でハト派色が強まる可能性も。

一方の日銀では10月の利上げ観測が急浮上し、日米金利差は年末に向けて縮小へ。

その結果、ドル円相場は円高方向(140円台)へ向かうシナリオが現実味を帯びています。

🎯 「応援」が投資になる時代。
📉 「金利差」だけで動かない為替相場。
今回の放送は、“感情”と“経済”の両面から投資の本質を考えさせられる内容でした。

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