MetaTrader 5(MT5)は、チャート分析や自動売買のプラットフォームとして定番ですが、Macユーザーの方からは
「インジケーターを追加したいのにうまくいかない」「MT5のデータフォルダにコピーができない」
という声をよく聞きます。

ボク自身も最初はうまくできずに苦戦しました。
他サイトに書いてあった方法でフォルダを開き、インジケーターをコピーしたはずなのに、MT5にはまったく反映されない…。
“インジケーター追加って、そんなに難しいの?”と半ばあきらめかけたとき、フィリップ証券のサポートに相談。
そこでようやく、「MT5の中で開く“指定されたデータフォルダ”で作業しないと意味がない」ことに気づいたんです。
この記事では、同じようにMac版MT5でつまずいている初心者の方でも、確実にインジケーターを追加できる方法を、失敗談も交えて丁寧にご紹介します。
「できない…」を「できた!」に変えたい人、ぜひ参考にしてください。
この記事では、Mac版のMT5にインジケーターを追加する方法をわかりやすく解説します。
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🖥 事前準備:MacでMT5を使用しているか確認
まず前提として、
• Macで公式版MT5を使用している
• または、証券会社提供のMT5 Mac版(例:フィリップ証券など)をインストール済
であることが前提です。
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📁 ステップ① MT5を開いて「ファイル」→「データフォルダを開く」
先に、使いたいインジケーターをMacのデスクトップ上に置いておきましょう!


このデスクトップに置いたフォルダ・ファイルを、どのようにMT5のフォルダに入れるかがポイントです!
⚠️ ここが一番大事なポイントです!
最初、他のサイトで「MacのFinderから直接操作すればいい」と書いてある記事を読んで試したのですが、全くインジケーターが反映されず、困ってしまいました。
実際には、MT5のメニュー内から「ファイル → データフォルダを開く」を選び、そこから表示されるフォルダ内で作業をすることが正解でした。
- MT5を起動
- メニューバーの「ファイル」>「データフォルダを開く」をクリック
そこに表示される /(ルート)がポイントです。
/をクリックし、下のフォルダからUsers>自分のユーザー名>デスクトップを選んでください!


これは「MT5がMac内で独自の仮想環境(パッケージ)を使っている」ことが関係しています。
私も最終的には、フィリップ証券会社のサポートの方に教えていただいてようやく理解できました。
このように、MT5の中の“指定フォルダ”で作業することが、Macユーザーには特に重要なポイントです。
見つけたインジケーターは、右クリック>コピー をしましょう。
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サポートには、もっと有益な相談しようね(反省)
ステップ② 「MQL5」→「Indicators」フォルダを開く


先ほどのフォルダはそのままにして、もう一回MT5からデータフォルダを開きましょう!
- 開いたフォルダの中に「MQL5」というフォルダがあるので開きます
- その中にある「Indicators」フォルダを選択
ここが、インジケーターを追加する場所です。
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ステップ③ インジケーター(.mq5または.ex5ファイル)をコピー


先ほどコピーをしたいインジケーターのファイル(.mq5または.ex5)を
右クリック > コピー でフォルダにコピーしましょう!
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コピーができるはずです。MacのFinderからコピーはできません
🔁 ステップ④ MT5を再起動
ファイルを追加した後、MT5を一度終了→再起動


追加したインジケーターがナビゲーターのインジケーター欄に表示されれば完了です!
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✅ 補足:インジケーターが表示されない場合のチェックポイント
• ファイル形式は「.mq5」または「.ex5」になっているか? • 正しいフォルダにコピーしたか?(MQL5/Indicators) • 再起動または「更新」操作をしたか?
それでも表示されない場合は、MT5がMacに最適化されていない場合や、インジケーターがWindows専用に作られているケースもあります。
その場合は、素直にあきらめましょう!トレードの本質はここではないからです!
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大抵のインジケーターは動くようです
TradingViewがあるのに、なんでMT5を使うの?しかも、Mac版?


ところで、MacのMT5をここまで苦労して使う必要について疑問をお持ちでしょう。
たしかに、TradingViewは見やすくて軽快、チャートもおしゃれ。
分析に使うには最高のツールです。
でも――
MT5には“トレードに直結する”実行環境が揃っています。
✅ MT5を使う理由、ちゃんとあるんです。
- 証券会社と連携して“その場で”注文が出せる
- 自動売買(EA)を稼働できるのはMT5ならでは
- CFDやFXなど複数資産を1つの口座で一元管理
- プログラムやバックテスト環境が整っている
TradingViewはあくまで「分析用」ですが、
MT5は“実戦用の基地”として機能するプラットフォームなんです。
チャート分析 → MT5で実行、という流れを作ることで、「チャンスを逃さない」仕組みを自分で構築できます。


というのが、建前ですが
MacでMT5を動かして、俺スゲ〜したい!
と言うのが本音でしょう。
そんな厨二病を、まだまだ拗らせているそこのあなた!
まずは、マニアックなMT5のインジケーターを買って、しかもMac版のMT5で動かしてみましょう
そこにしかない、世界があるはずです!



ツールを理解する苦労も楽し
📝 まとめ:MacユーザーでもMT5で快適に分析できる!


少し手順が独特ですが、MacでもMT5のインジケーターは問題なく追加できます。
お気に入りのインジケーターを入れて、自分だけのチャート分析環境を作っていきましょう!
そんな苦労を乗り越えてMacにMT5を導入することができました。
これができたのも、MT5対応の証券会社の口座を持っていたからこそ。
興味のある方は、一度フィリップ証券の口座開設をご検討くださいませ。


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