投資のヒント満載!今週のファイナンシャル・ジャーニー要約(2025/04/03)

📻 番組概要

出典:ラジオNIKKEI
  • 番組名:「ファイナンシャル・ジャーニー」
  • 放送日時:2025年3月27日(木) 8:30~8:49
  • 放送局:ラジオNIKKEI第1
  • 提供:フィリップ証券
  • 出演者
  • 浜田節子さん(MC)
  • 脇本元一(フィリップ証券 取締役常務執行役員)
  • 山中康司(アセンダント 取締役)

ラジオNIKKEIで毎週木曜日に放送されている投資情報番組『ファイナンシャル・ジャーニー』。

最新のマーケット動向や投資に役立つトピックを、専門家の視点でわかりやすく解説してくれる人気コーナーです。

2025年4月3日の放送は、地方取引所の新しい可能性とトランプ前大統領による関税政策の衝撃という、2つの大きなテーマが取り上げられました。

今週も投資のヒントが満載!ラジオの空気感とともに、内容を振り返っていきましょう。

目次

📌 テーマ①:地方取引所上場銘柄が面白くなる!

浜田節子:
「さて、今週もお電話でご出演いただくのは、フィリップ証券 取締役常務執行役員の脇本元一さんです。脇本さん、おはようございます。」

脇本元一:
「おはようございます。今週もよろしくお願いします。」

浜田:
「今回のテーマは“地方取引所上場銘柄が面白くなる”です。まずは、地方取引所の歴史や役割から教えていただけますか?」

✅ 地方取引所の役割とルーツ

脇本:
「日本では、江戸時代に大阪で米の先物取引市場が始まり、それが全国に広がっていきました。株式市場では明治11年に東京株式取引所ができ、最盛期には11の取引所が存在していたんです。」

浜田:
「当時は、株券も紙でしたよね。今のように電子取引ではなかったわけですね?」

脇本:
「そうです。売買成立後に証券会社が株券交換場まで紙の株券を持って行って、手渡しで交換していたんですよ。今では考えられないアナログな世界でした。」

✅ ネット時代における地方取引所の意義

浜田:
「それが今では、株券も電子化され、インターネットで取引できる時代になっています。となると、地方取引所の役割って…?」

脇本:
「確かに、通信が進んだ今、“物理的に各地に取引所を置く必要”はなくなりました。しかし、地方取引所を“場所”ではなく、“テーマ”や“機能”で差別化することで、再び注目される可能性があるんです。」

浜田:
「“機能”による分類、というのは?」

脇本:
「例えば、福岡取引所が“アジア進出企業向け”の市場になる、というような。地域に縛られず、特定のコンセプトを持つ市場にすればいいと思います。」

✅ 東証の“狭き門”化と地方取引所のチャンス

脇本:
「今、東証は上場基準を厳しくしており、より選別された企業だけが上場できる“グローバル市場”を目指しています。その結果、地方取引所やプロマーケットにまず上場して、実績を積んでから東証を目指す企業が増えています。」

浜田:
「地方上場が“スタートライン”になるわけですね。」

脇本:
「そうなんです。つまり、地方取引所には、まだ発見されていない優良企業=“お宝企業”が眠っているかもしれません。」

✅ 地方銘柄に眠る可能性

浜田:
「ただ、“地方上場”というだけで株価が低く評価されてしまう現実もあると聞きます。」

脇本:
「それがもったいない。中身は素晴らしい企業なのに、上場先だけで判断されてしまう。むしろ今の時代は、そうしたディスカウントされた銘柄にチャンスがあると思います。」

浜田:
「確かに、“見つけた人が勝ち”の時代かもしれませんね。」

📌 テーマ②:米・関税ショックでマーケット急変!

後半は、スタジオにアセンダント取締役の山中康司さんが登場。米国の新たな関税政策について、鋭い解説がありました。

✅ トランプ発表の関税率に市場が動揺

浜田:
「山中さん、今朝のトランプ前大統領の関税発表、かなりのインパクトでしたね。」

山中:
「はい、日本への関税は24%、EUは20%、そして中国には実質54%という数字。ベトナムも46%と高く、マーケットは一気にリスク回避に傾きました。」

✅ 円高・株安・原油安の“トリプルショック”

• 日経平均先物:34,000円割れ目前 • ドル円:147円台後半 → 円高進行 • 原油:70ドル割れ間近

浜田:
「一斉に動きましたね…。為替も、円高に進みそうでしょうか?」

山中:
「はい、特に146円の3月安値を割ると、144円台も見えてきます。」

浜田:
「明日には米雇用統計も控えていますし、気が抜けませんね。」

山中:
「関税の影響が続けば、FRBが景気後退リスクを見て利下げに転じる可能性も。そうなると、金利差縮小で円高傾向が続く可能性があります。」

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✔ 今週のまとめ

• 地方取引所は“地域”ではなく“テーマや機能”で活用される時代へ
• 東証上場を目指す前段階としての地方市場に、成長企業が集まり始めている
• 米国の関税政策により、為替・株式・原油市場が大きく変動
• 今後の為替目安は144円台。FRBの金融政策動向に注目

🔜 次回の放送予定

次回は、アジア市場に進出する日本企業の戦略と注目銘柄についてお届け予定。
日本発のグローバル企業がどのような成長軌道を描こうとしているのか、じっくり掘り下げます!

📅 放送は4月10日(木)朝8:30〜
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📝 本記事は、ラジオNIKKEI『ファイナンシャル・ジャーニー』(2025年4月3日放送)を元に再構成した内容です。

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